ぴーはつくんの未来ブログ

EMET Creation株式会社を通じて未来を創る社長のブログ

テレビが機能しなくなるとき話題の中心となる"流行"はどこに行くのか

時代的な背景によりビメットは作られている。

単に我々が欲しいから作るだけではない。

 

 テレビの視聴率が下がっている。などと言われるが「月9恋仲の視聴率一桁スタートでヤバい!」とかの概念はそれが意味している内容では厳密には正しくないと思う。「視聴率=人気・面白さ」と旧来の概念のまま変換されて意識しているけれど、現在はもっと複雑な状況。視聴率すなわち人気と訳せるほど、国民みんなが見てるわけじゃない状況だから。それだとそのイコールは成り立たない。

 

 つまり、いくら月9が面白くても、それを面白いと思える人たちが月曜の9時にテレビというデバイスの前でお出迎えできなければしょうがない。物理的に出会えない人たちの割合が一定数を超えたときにある、世間一般の"流行り"というものは非常に曖昧になるのではないか。現在、すでにそうなってきている。

 

 ここで捉え方を変えて考えてみる。

現在の、テレビからネットにシフトしている状況では、確実にネット、そしてスマホでのテレビという新しい存在が出てくることは間違いない。

 

 そうなると様々なプレイヤーやサービスが生まれてくることが予想される。そこで皆ビジネスのためにもユーザー数やシェアを取りたがるだろうが、そもそもそういった次元でやっていてはとても未来にたどり着けない。

 

 私が思う今後足りないテレビの未来像において求められ、そして必要とされる世界観はひとつ。

 

【安定した流行を作り出すこと】

 

 つまり、誰もが安心できる、会話のバックグラウンドのベースとなる、安定した流行という概念が落ち着いている世界を作る必要があると思う。というより、それがないと日本人らしく生きていけないはず。

 

 たとえば、現在だと家にテレビがなく誰かの家やお店、何かのタイミングでしか民放放送のリアルタイムに出くわせる環境がないという人種がすでに一定数ある。

 

 私もその一人だけれど、困ることが一つ。いうてテレビの"なう"を多少知っていないと会話のバックグラウンド知識がすりあわなくなってしまうのだ。

 

 特にわかりやすいのは、現在まで興味を持たず過ごしてきた物事へ対する知識が著しく乏しくなること。

 

 今だと三代目Jソウルほにゃららのことをうっすらとしか知らないため、曲のことやダンスのことが「あ、ここまで有名なんだ」というのをリアルの場で感じたりすると、

「そうか、今これは流行っていて、誰もがある程度知っていて当たり前のレベルの話題かつ知識(スマップのメンバーは誰でも言える、前田敦子が誰かわかる、このギャグはどういう意味かわかる、等)なんだな」というのを推測してコミュニケーションを最適化する。ということを感覚的にやったりするのだけど、これはそろそろ難しい。

 

 少し話を戻ると、テレビがなくスマホやネットでしか情報を取らなくなってきた人種の方達も、流行もとい常識などは当然キャッチアップしていきたいと考えているはず。あくまでテレビというデバイスの前で規則正しく定時にお出迎えするわけにはいかないライフスタイルが生まれているのだ。

 

 テレビは正直ムッチャみたい。

普通におもしろいから。もちろん"以前に比べて"や、"~~と比べて"などは差が出て当然。純粋に、「おにごっこ」や「紙ヒコーキで遊ぶ」などに比べて非常に楽しい娯楽であるという事実こそが重要。

 

 話を完全に元に戻すと、

> 私が思う今後足りないテレビの未来像において求められ、そして必要とされる世界観はひとつ。

 

>【安定した流行を作り出すこと】

 

今後様々な動画サービスやネット配信サービスができてもいいが、この概念は絶対一定割合でキープできていないと自我を保てない可能性がある。今はテレビからネットへ割合がシフトしすぎていて、テレビが以前のように"安定した流行"を作れていない。

 

 人類それぞれが食事も簡単に自動生成でき、一人一つのパーソナルスペースとヴァーチャルリアリティ空間に身を置く段階になるときには仕方がないが(これは確実にこの方向を向いてるはず)、現代のように、人と人とがフェイストゥフェイスで集まり会話をする、出会う、仕事をする、打ち合わせをする、などのときにはやはり共通の"安定した流行"が不可欠になる。

 

 そうならないと答えのわからないストレスが多くの人を苦しめることになると思う。

 

 なので生まれなければならない。もし生まれなそう、もしくは違う世界観(それぞれがもっと独自の世界"だけ"を目指す世界)がゴリ押しされてきたとしたらきっと生き辛いだろうと予測できる、から我々は作らなければならない。

 

 連れて行きたい世界を届けるためにもこのサービスを創出しなければならないのである。

 

 まとめると、

この段階で我々は新時代のテレビViMET(ビメット)を創み出そうとしているが、それはエゴやビジネスだけでなく(もちろん、当然含まれるが)、連れて行かなければならない未来があるからだと考えている。んだと思う。

 

ぱお

 

 

ヤバイヒマつぶしキタ!ViMET(ビメット) on the App Store on iTunes

https://appsto.re/jp/b-dh3.i

(現在メンテ中でまだ8月まで動画があまり見れません。すみません。テストしてくれる方はぜひ使ってみてくださいませ⭐️)